独自ドメインのメールアドレスで会社の信頼性アップさせる

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ドメイン取得サイトで、月額いくらかの維持を支払う形で希望のドメインを取得しても、それだけでメールアドレスも取得できるというわけではありません。

メールアドレス取得方法1:レンタルサーバーを契約する

それでは、次にどんな作業が必要になるかというと、一つ目の方法としては予算に応じて適したレンタルサーバを選定し、レンタルサーバと契約するという方法です。

この一つ目の方法を選択した場合はレンタルサーバのログイン後の操作ページにて独自ドメイン設定が済めば基本的に1分程度で好きなメールアドレスを作成することが可能です。ただし、サーバインストール型CMSの利用は難易度が高く、一度エラーが発生したら元に戻すのが大変なため、エラーが起きて以降、サイトの更新ができないなどのトラブルが発生する可能性があります。

そのため、レンタルサーバと契約するのは技術的に優れた人が社内にいることが条件となります。そして、社内に機械やコンピューターに強い人がいない場合はもう一つの方法もあります。

メールアドレス取得方法2:クラウド型CMSを契約する

2つ目の方法とは、クラウド型CMSと契約し(近年は月額1000円から2000円程度でも良質なCMSあり)、レンタルサーバとは契約しないという方法です。

この場合はCMSのログイン後の管理画面にて独自ドメインを設定したら、サーバインストール型ではないので、まず主要ブログのように何の知識がなくても、エラーの心配なくサイトの更新がすぐに行えるようになります。

そして、設定した独自ドメインのメールアドレスも管理画面内で簡単に取得することができます。ただし、2つ目のクラウド型CMS利用の場合は、メールアドレスを無制限に取得できるわけではなく、多くても数十アカウントに限られるようなので、社員数50人を超えるような中規模以上の会社向きではありません。

それでは、大企業の場合、クラウド型CMSを利用して会社の主要人物の独自ドメインメールアドレスだけ取得し、残りの平社員にはプロバイダのメールアドレスなど、自分で個人的に持っているようなメールアドレスにて会社業務を行ってもらう、というようなやり方もあるかもしれませんが、毎日、メールソフトに紛らわしい迷惑が届く中、会社のサイトと一致しないメールアドレスから営業メールなどが送られてきても、送られたほうは本当にその会社の社員からのメールなのか?と疑わなくてはならない、といった問題が発生します。

そのため、この時代においてメールを送られる方の立場から考えても、やはり社員全員が会社ドメインのメールアドレスをもって事業を行うことは必須です。そして、それによって顧客や営業メールを送った会社などからも信用されやすく業績アップにもつながる可能性があります。

そのため、レンタルサーバと契約してサーバインストール型CMSでサイトを運営する方法であれば、大体どこのレンタルサーバでもメールアドレス取得数無制限プランが用意されているので、コンピュータに詳しい人がいなければCMSの管理担当者を新規採用してでもレンタルサーバ+サーバインストール型の難易度高いCMSを利用する必要があります。

そして、レンタルサーバ内の管理画面にて社員すべての独自ドメインのメールアドレスを取得して各社員に付与し、新しく社員が入ってきたら新社員のメールアドレスも取得して新社員に付与して仕事にあたってもらう、というのような形がベストな方法といえます。